【変動費の見直し】がまんしない買い方のコツ|食費と日用品の整え方
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食費や日用品を、がまんして減らそうとして、続かなかった。そんな経験はありませんか。
この記事は、家計の見直しの「ステップ2」にあたる、変動費の整え方をまとめています。ひとり暮らしの方も、ご家族のいる方も、どちらにも使える内容です。結論からお伝えすると、変動費は「がまん」ではなく「買い方」を整えるほうが、続けやすいと考えています。
私は、スーパーやドラッグストアに行く回数を減らし、買い物リストをメモアプリで共有しています。その一方で、日常の買い物について、細かいルールは決めていません。完璧にやろうとすると、続かなくなるからです。

がまんして食費を削っても、なかなか続かなくて…。

それなら、がまんより「買い方」を整えてみよう。細かいルールは、決めなくて大丈夫だよ。

(登場人物は架空です。よくあるケースをもとにした例です)
変動費はがまんより買い方
家計の見直しは、見える化、固定費、変動費、貯める仕組みの順番で進めると、続けやすいと考えています。変動費は、毎月の金額が変わる支出のことで、食費や日用品、外食などが入ります。ここでは、変動費をなぜ「買い方」で整えるのかを説明します。

がまんが続きにくい理由
食費や日用品は、買うたびに判断が必要な支出です。何を買うか。いくつ買うか。外で食べるか。この判断が毎日続くので、がまんで減らそうとすると疲れてしまいます。
いちど手続きすれば毎月効く固定費とは違い、変動費は毎回の行動で決まります。だから、がまんの量を増やすより、行動の型を整えるほうが、あとが楽になります。
変動費は固定費のあとで大丈夫
ステップの順番では、変動費は固定費のあとです。固定費を先に見直せば、食費をむりに削らなくても、家計に余裕が生まれることがあります。食費は、最後でかまいません。
食費から手をつけたくなる気持ちは、よく分かります。ただ、毎日のがまんから始めるより、手間の少ないところから順に進めたほうが、気持ちの負担も小さくなります。
食費と日用品は合計でざっくり見る
食費、外食、日用品は、まず合計で見るのがおすすめです。細かく分けるほど、記録の手間が増えて、続かなくなるからです。
スーパーやドラッグストアでは、食品と日用品を一緒に買うことがよくあります。少量の日用品なら、わざわざ仕分けていません。仕分けの手間のわりに、家計を見直す効果が小さいと感じているからです。
買い方を整える3つの工夫
我が家で続けている、買い方の工夫を3つ紹介します。どれも特別な道具はいりません。すべてをやる必要はなく、できそうなものを1つ選ぶだけでも、変動費は整いはじめます。
工夫1 買い物に行く回数を減らす
スーパーやドラッグストアには、行く回数を減らしています。店に行くたびに、予定になかったものを手に取ることがあるからです。回数が減れば、その機会も減ります。
ただし、回数を減らすこと自体が目的ではありません。むりに我慢して足りないものが出ると、あわてて買いに行くことになります。ゆとりを持って、まとめて買う。それくらいの気持ちで十分です。
工夫2 買い物リストをメモアプリで共有する
買い物リストは、メモアプリで共有しています。スマホのメモやアプリなら、どこでも見られて、書き足すのも簡単です。
一方で、日常の買い物については、細かいルールは決めていません。ルールを細かくすると、守ること自体が負担になり、続かなくなります。リストがあるだけで、買い忘れや、同じものの買い足しは減らせると考えています。
工夫3 コンビニを減らし、外食は予算内で楽しむ
実際に効果が大きかったのは、スーパーでの食材の買い方より、コンビニや外食の調整でした。食材の買い方は、あまり細かく変えていません。
ただし、外食を悪者にしているわけではありません。我が家では、外食はレジャーと同じく、家族の楽しみの一つです。予算の範囲であれば、無理に減らしたりはしていません。
9月の食費は、食料品が約49,000円で、外食・コンビニが約28,000円でした。コンビニは、1回ごとの金額が小さくても、回数が増えると積み上がりやすい項目です。コンビニを減らしつつ、外食は予算の範囲で楽しむ。このメリハリが、続けやすいと感じています。
平日のお昼は、基本的にお弁当とマイボトルを持参しています。コンビニや外食が増えすぎない理由の一つだと思っています。
日用品はストック確認とネットまとめ買い
日用品は、毎日使うのに、切らすと困るものです。だからこそ、買い方を決めておくと、買い忘れも、買いすぎも、防ぎやすくなります。我が家のやり方を紹介します。
ストックの確認は1人が担当する
トイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤などの日用品は、私がストックを確認しています。
確認する人を決めておくと、「誰かが買っているだろう」という思い込みによる、買い忘れや重複を防ぎやすくなると考えています。夫婦や家族で分担するなら、日用品は1人にまとめる、くらいの決め方で十分です。
ストックが減ったらネットでまとめ買い
減ってきたものは、ネットでまとめ買いしています。毎回お店で少しずつ買うより、買う回数を減らしやすいのが利点です。
ただし、注意点もあります。使い切れない量を買うと、置き場所もお金も、固定されてしまいます。ストックの量を把握したうえで、使い切れる量にとどめましょう。
ただし、多めに持っておくものもあります。我が家では、災害時に不足しそうなものを見越して、少し多めにストックしています。中心は、トイレットペーパーやティッシュペーパー、ラップなど、日常で使える日用品です。ふだんの暮らしで使うものなので、無駄になりにくいのが利点だと考えています。
100円均一は買いすぎに注意
日用品で気をつけているのが、100円均一です。ついつい買いすぎてしまい、日用品の予算をオーバーしてしまうことがあります。
1つ100円でも、10個買えば1,000円です。行く前に、買うものを決めておくと、抑えやすくなります。「ついで買い」が増えそうなときは、小さなかごだけにする、という工夫もあります。
我が家の数字|食費と日用品
ここで、我が家の実際の数字を、千円単位でお見せします。同じ金額にする必要はありません。考え方の参考にしてください。
9月の食費と日用品
| 項目(2026年9月) | 金額(概算) | メモ |
|---|---|---|
| 食費(食料品) | 約49,000円 | スーパー・ドラッグストアなど |
| 外食・コンビニ | 約28,000円 | 外食は楽しみの予算枠 |
| 食費+外食の合計 | 約77,000円 | 月の目標は80,000円 |
| 日用品 | 約23,000円 | 日用品・消耗品 |
食費と外食を合わせた、月の目標は80,000円です。9月は約77,000円で、目標の範囲に収まりました。日用品は約23,000円でした。
8月と比べるときの注意
8月の食費と外食は約87,000円でした。9月は約10,000円減っていますが、この差は、がんばって減らした結果とは限りません。9月は、レジャーで使った外食費を、レジャー費として分けたためです。
分類のルールが変わると、同じ暮らしでも、数字は動きます。だから、1か月ごとの増減に、一喜一憂しないことが大切です。合計で、ざっくり見るようにしています。

予算は実績から決める
変動費の予算は、理想の金額ではなく、実際の費用から決めるのがおすすめです。我が家の80,000円の目標も、月々の実際の費用をもとに決めました。
ひとり暮らしの方の、仮の例も並べてみます。直近3か月の「食費+外食」を見て、平均を出し、そこから予算を決めます。
| 食費+外食(仮の例) | 金額(仮) | メモ |
|---|---|---|
| 7月 | 38,000円 | |
| 8月 | 42,000円 | |
| 9月 | 40,000円 | |
| 3か月の平均 | 40,000円 | 予算は、この前後でざっくり |
平均より少し下げたい場合は、まず、コンビニの回数を見直すのが、取り組みやすいと思います。外食を楽しみにしているなら、その分を最初から予算に含めておくと、気持ちよく使えます。金額は、仮の例です。
変動費の見直しについての、よくある質問
変動費の予算は、どう決めればいいですか?
直近2〜3か月の実際の費用を平均して、その前後で、ざっくり決めるのがおすすめです。理想の金額を先に決めると、達成できずに、続かなくなることがあります。
食費と日用品は、きっちり仕分けたほうがいいですか?
きっちり仕分ける必要はありません。少量の日用品まで分けるのは、手間のわりに、見直しの効果が小さいと感じています。合計でざっくり見れば、十分です。
買い物リストは、必ず作る必要がありますか?
必須ではありません。我が家も、日常の買い物について、細かいルールは決めていません。メモアプリで共有しておくと、買い忘れや重複を減らしやすい、という程度の使い方です。
ネットのまとめ買いは、安くなりますか?
価格は、商品やお店、時期によって変わるので、一概には言えません。大切なのは、ストックを確認して、使い切れる量を買うことです。まとめ買いのしすぎで、置き場所に困らないように、気をつけましょう。なお、災害時の備えを兼ねて、日常で使える日用品を、少し多めに持っておくのは、問題ありません。
ひとり暮らしでも、同じ考え方で大丈夫ですか?
大丈夫です。食費、外食、日用品を合計で見て、実績から予算を決める。コンビニの回数を見直し、外食は予算の範囲で楽しむ。この流れは、ひとり暮らしでも、ご家族のいる世帯でも、同じように使えます。
外食は減らしたほうがいいですか?
予算の範囲であれば、無理に減らす必要はないと考えています。我が家でも、外食は家族の楽しみの一つです。食費+外食の予算に、外食の分を含めておき、その範囲で楽しんでいます。予算を超えそうなときは、コンビニなどの、ほかの変動費で調整すると、楽しみを残しやすくなります。
100円均一で、つい買いすぎてしまいます。どうすればいいですか?
行く前に、買うものを決めておくのがおすすめです。「ついで買い」が増えそうなときは、小さなかごだけにする、という方法もあります。予算をオーバーしたときは、責めずに、来月少し整えれば十分です。
(この記事の内容は、筆者の体験にもとづく、一般的な考え方です。金額の「仮の例」は、説明のための数字で、特定の方法をおすすめするものではありません。)
まとめ|変動費は買い方を整えて、次のステップへ
変動費が整って、お金に少し余裕が出てきたら、次はステップ3です。浮いたお金を、自動で分ける仕組みをつくります。貯める金額は、見える化のあとで、無理のない範囲で決めれば大丈夫です。

まだ見える化がお済みでない方は、15分でできる手順を、こちらにまとめています。


