注文住宅・住宅ローン
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なぜ35歳で注文住宅を建てる決断をしたのか|転勤中のアパートから、迷いと不安、決め手、8年たっての本音

なぜ35歳で注文住宅を建てたのかを考え込むともやんのイラスト
nikitomo1@gmail.com

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ローンの月々の返済額は、いくらまでなら大丈夫か決めていますか。35歳で住宅ローンを組んで注文住宅を建てるのは、早すぎるのか、ちょうどいいのか。迷っていませんか。

この記事は、注文住宅の購入を検討していて「このタイミングでローンを組んで大丈夫かな」と感じている方に向けて、我が家が35歳で建てると決めた理由と、迷い、不安、決め手、そして8年たっての本音をまとめています。

この記事を読むと分かること

  • 35歳で注文住宅を建てると決めた理由とタイミング
  • ローンの不安をどう小さくしたか(返済額の目安と試算の考え方)
  • 8年たって、よかったことと反省していること

「いま建てて本当に大丈夫なのか…」と不安になっていませんか?

(登場人物は架空です。よくあるケースをもとにした例です)

ひなた
ひなた

建てたい気持ちはあるけれど、このタイミングでローンを組んで、本当に大丈夫なのかな…。

ともやん
ともやん

迷うよね。我が家は35歳で建てたんだ。そのときの迷いと不安、そして決め手を、全部話すね。

家づくりを迷うひなたに、35歳で建てた理由を話すともやんのイラスト

なお、この記事は我が家の体験談です。家族の状況や収入、ローンの条件は人によって違います。「こういう考え方もある」として参考にしてください。金額や制度は、建てた当時(約8年前)のものです。

当時の暮らし|転勤で賃貸アパートに住んでいました

当時の私は、転勤(一時的な派遣)で、本社とは別の地域の賃貸アパートに住んでいました。結婚して1年目、長女が生まれて2年目、そして3年目に住宅の建築を始めました。35歳のときです。

建てるまでの3年間

1年目

結婚

→

2年目

長女が誕生

→

3年目(35歳)

建築を開始

きっかけ|妻の楽しみと家賃への考え

家を建てることは、結婚した年になんとなく考え始めました。理由は2つあります。

家を建てようと思った2つの理由

  • 妻が知らない土地へ来ることへの楽しみを作ろうと思った
  • 家賃を払い続けることへの考え

転勤は一時的な派遣なので、建てたあとにまた転勤になる心配はありませんでした。

この土地は、私にとっても地元ではありません。跡を継ぐ人がいなかった祖母の家を支えるために、転職を機に移り住んだのが始まりでした。その後、仕事の都合で一度離れ、結婚して子どもが生まれ、祖母が亡くなったあと、再びこの地域に戻るタイミングで新居を構えることにしました。

妻にとっても、知らない土地への引っ越しは、不安の大きい決断だったと思います。何度も話し合い、「知らない土地でも妻が幸せに暮らせる家にする」ことを、住まいづくりの一番の軸にしました。ローンの金額より先にこの軸を決めたことが、あとの判断を楽にしてくれました。

迷ったこと|早く建てるか待つか

迷いはありました。それでも早く建てることにした理由は、次のとおりです。

早く建てることにした理由

  • 派遣が終わると本社に戻るため、必ず引っ越すことになる。二度手間にならないよう、早いうちに建てよう
  • 家賃が無駄にならないようにしよう

買うかどうかの条件は、「ローンの月々の返済額が9万円未満で、生活コストも安くできる」ことでした。月々の返済額は、8.5万円を目指していました。

注文住宅にした理由は、仕事柄、家の構造について一定の知識があったからです。家族の安全と安心のために、自分の目で確かめながら作りたいと考えました。

立地は、暮らし全体の費用から逆算して選びました。車が2台必要になりそうな場所も候補にありましたが、今は軽自動車1台で暮らせています。必要なときはレンタカーを借りています。浮いた維持費は、住まいの質とローンの余裕に回しました。

不安だったこと|ローンの責任と手元のお金

一番の不安は、ローン破綻に陥ることと、手元のお金が枯渇することでした。返済額、頭金、今後の生活を何度も考えました。

住宅ローンが背中にずしっと乗っかったような、責任と義務を感じていました。ただ、「ローンのために仕事に行くような人生」にはしたくありませんでした。そこで、早く返済できる額におさえることにしました。

ローンの組み方は、低金利だったので頭金は入れず、手元の資金として残すことにしました。安心感としてもよかったです。ボーナス返済もなしの変動金利です。低金利の恩恵を受けている間に、家計管理をして金融資産を増やし、繰り上げ返済していく算段でした。変動金利のローンの不安をどう小さくしたかは、こちらにまとめています。

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決め手|試算で「いける」と確信しました

最後の決め手は、住宅ローンと生活費の試算で「いける」と確信できたことでした。あわせて、住宅会社の比較と土地の場所の確認もしました。

月々の返済額の実質(10年間・実際の数字)

月々の返済額

8.7万円

-

売電収入

月約0.9万円

-

住宅ローン控除

月約2万円

=

実質の返済額

5.8万円

住宅ローン控除は月約2万円。建てた当時の制度で、時期によって変わります。売電収入は、太陽光発電のFIT期間10年間の月平均です。

試算の段階では、返済額は8.5万円を目指し、9万円未満なら10年間は実質6万円台の見込みでした。実際の返済額は、目標より少し高い月8.7万円で、売電収入と住宅ローン控除を引くと、実質は5.8万円です。電気代の負担が軽くなることもあり、「買う」ことに踏み切れました。

もうひとつ、土地の場所も判断の材料でした。人の出入りがある土地だと、将来手放すときのリセール(売りやすさ)も一定期待できると考えました。ただし、これはあくまで私の見込みで、保証ではありません。

8年たって|計画どおり。でも縛られる感じも

8年たった今、結果は計画どおりでした。金利の上昇も想定内です。計画している繰り上げ返済は十分できる状態で、売電と控除が終わる、建ててから10年後(今から2年後)に実施する予定です。

よかったこと
  • 建てたタイミングが、結果的によかったと感じている(金利や資材・人件費が上がる前だった)
  • 子どもが伸び伸びと生活できていて、生活のモチベーションも上がっている
  • 予想と違って、よい方向だったこと:学資保険から積立投資に変えて運用額を増やしたことで、金融資産が増えた

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反省していること・本音
  • 住宅を買ったために、今の土地や仕事に縛られてしまう感じがある
  • 当時は規格型住宅(あらかじめ決まったプランから選ぶ住宅)をあまり調べていなかった。もう少し打ち合わせを少なく、安くできた可能性がある

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これから建てる人へ|我が家の考え方

最後に、これから建てたい方へ。あくまで我が家の経験からの考え方です。

建てたいと思ったら考えたいこと

  • 金利が上がっても、家族の楽しみに使うお金を確保できるローンの組み方にする
  • 主な生計維持者の単独ローンを基本にして組む。それが難しければ、賃貸も選択肢
  • 建てるときは夢が広がって、「将来は大丈夫」と楽観的になり、ローンを大きめに組みがち。事前に余裕をもって返せる額を試算して、そこから大きく外さないようにする
  • こうしておくと、環境の変化(転職したくなる、人間関係で想定しないことが起きるなど)にも、一定対応できる

ローンの条件は人それぞれです。この記事は、特定の金融商品をおすすめするものではありません。ご自身の状況でご検討ください。

まとめ|早く建てた理由と無理のない返済額

我が家は、転勤の終わりに合わせて、二度手間にならないよう35歳で建てると決めました。月々の返済額を9万円未満に決め、試算で「いける」と確認してから進めました(目標は8.5万円、実際の返済額は月8.7万円、実質は5.8万円です)。8年たって結果は計画どおりです。一方で、土地や仕事に縛られる感じもあります。

家づくりの費用の全体像は、こちらにまとめています。

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